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新世紀エヴァンゲリオンの二次創作物、小説「Ihr Identität」を掲載するサイトです。初めての方は「このサイトについて」をご参照下さい。小説をご覧になりたい方はカテゴリーからEpisode#を選んで下さい。この物語はフィクションであり登場する人名、地名、団体名等は特に断りが無い限り全て架空のものです。尚、本ホームページに使用した「新世紀エヴァンゲリオン」の画像は(株)ガイナックスのガイドラインに沿って掲載しています。配布や転載は禁止されています。
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世界の七つの海を制した英国はその類稀な外交手腕も相まって何かにつけて国際社会に大きな影響を未だに与えています。日本と同様に領土に限りがある英国は自国の資源(人、金、物資等)に大陸国家と違ってどうしても限界がでてしまう事を知り抜いているため、作品中でも触れていますが極度に「孤立化」を避ける傾向があります。

舌の根も乾かぬうちに矛盾するような事を言いますが同時に海洋国家(まあ言ってしまえば島国)としてのアドバンテージも存分に生かそうとしている点はかなり狡猾です。大陸国家は常に他国との地続きになっているため海洋国家に比べて圧倒的に国際紛争に巻き込まれるリスクが高いわけですが、ナポレオン一世の英国上陸作戦失敗や第二次世界大戦中のナチスドイツの悲惨なU-ボート作戦を見れば自明なように国土自体が天嶮の要塞ということでかなり「強気」な独自路線を打ち出すこともしています。

この相反する両面をうまく使い分けて国益を維持してきた歴史があるからこそ…

そうです!イギリスはなにかにつけて無駄に偉そうなんですよ!


何があった…管理人
(国際取引における日本の英国裁判所好きは異常)

さて、国際取引をする機会がある日本企業の多くはアメリカ向けにはアメリカの連邦裁判所を、欧州向けにはロンドンにある英国の裁判所を契約書などで指定するケースがけっこう多いんですね。詳細を言うとちょっとマズイので包んだ言い方をすると一種のブランド志向というか、特に選択肢の多い欧州向けにおいて「何故、わざわざ英国なんだ」と言うと明確な理由が帰ってこないことが少なくないんです。

確かに七つの海を制した歴史ある通商先進国家(の一つ)である英国です。海難事故は言うに及ばず、保険事業や金融システムに至るまでかなり影響力がありますから、それに付随して国際間訴訟などにも相当の実績を持っていることは確かです。しかし、重要な事はそんな自分たちに有利になるか、不利になるか分からないような「ネームバリュー」よりも「実際に享受できるメリット」の方じゃないかと思うわけです。

なぜこんなことを言うかというと英国の訴訟システムと関連法令は極めて難解で複雑怪奇に出来ているため、欧州各国に本社機能を置く企業でさえ英国での訴訟はよっぽどの事が無い限り避けようとするんですね。一大国家プロジェクトとか巨大市場を相手にしたビジネスならまだいいのですが、わりとこじんまりした民間企業間のビジネスでわざわざ英国の裁判所を調停の場所に選ぶメリットは、実はほとんどない、と管理人などは思ってしまうわけです。

例えばスウェーデンなどは非常にフェアなことで(その道では)有名なのですが日本ではいまいちメジャーではないんですね。一度、英国の弁護士や弁理士と話をしてみると分かりますが、いちいちイラッとさせられます。まるでDQ3のエジンバラみたいです。



(人の話を聞かない裁判)

通常、日本の裁判所では被告と原告が意見を陳述する機会をきちんと与えられます。勿論、それは英国の裁判所でもそうなのですが、経験者は分かるかもしれませんがとにかく人の話を聞かない、というか、(誤解を恐れずいえば)当事者であってもあの疎外感はなんなの?といいたくなるような感じで話が勝手に進んでいきます。ちょっと・・おまえら俺の話を聞けよ、といいたくなるような状態ですw
具体例をここで挙げるわけにいかないのでごめんなさいですが、それくらい非常に特殊な弁護士同士の戦いになり、クライアント側の置いてきぼり感は異常なレベルです。金を払って依頼しているにもかかわらず逆に意見しようものなら弁護士から説教を喰らうあり様。まあちょっと言い過ぎると御幣の方が大きくなるので話半分でお願いしたいところですが、ここでは特殊な独自ルールによって裁判が進んでいく、ということだけ理解していただければと思います。



(色々なところで感じる日本と欧州の距離)

英国の話はまあ一面でしかないわけですが、日本に住んでいたころの自分を思い出して改めて反省するのですが、ヨーロッパに点在する各国の違いをガン無視して「ヨーロッパ!以上!」と一括りにしてしまっていたことですね。実際に住んでみて分かる事ですが、そりゃもうビックリするくらい全然違う、というかコイツらが一つに纏まる姿が一切想像出来ないくらい、てんでバラバラです。EUという発想自体が時々、実は身体を張った自虐ネタなのでは、と思っちゃうくらい統一感がまるでない。まさに混ぜるな危険状態。

本当に外国とのコミュニケーションが圧倒的に不足しているんだなあ…と、しみじみと感じさせられる今日この頃だったりするわけです。

どうでもいいから更新しろ?えへへ…さーせん。決して忘れているわけじゃないんだぜ!


管理人 東郷太一
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