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新世紀エヴァンゲリオンの二次創作物、小説「Ihr Identität」を掲載するサイトです。初めての方は「このサイトについて」をご参照下さい。小説をご覧になりたい方はカテゴリーからEpisode#を選んで下さい。この物語はフィクションであり登場する人名、地名、団体名等は特に断りが無い限り全て架空のものです。尚、本ホームページに使用した「新世紀エヴァンゲリオン」の画像は(株)ガイナックスのガイドラインに沿って掲載しています。配布や転載は禁止されています。
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長きに渡って書き続けてきたEpisode#08も現在UP中の(42)、そして次回(43)でいよいよ完結できる見通しです。もしかしたら(44)を踏まねばならないかも、ですがまあいずれにしてもあと2~3エントリーでおしまいになります。思えば本当に長かった・・・Ep#08・・・

ただでさえマンガに比べて小説は長くなってしまう傾向にあるのですが、小説自体を初めて書いている管理人なので、どうも冗長の感は否めません。もう少し年季も入ってくればテンポもよくなるのかもですが・・・

何か…サーセンorz

gdgdながらもなんとかEp#08も終わりが見えてきました。少し気が早いんですがEp#09についてちょっとだけ触れておきたいと思います。
 

(マリ・イラストリアスたん)

Episode#09以降のテーマ(すなわち終盤全般)は「ヒトの敵はヒト」になります。そして・・いよいよあの人が登場します。本作品では「紅い薔薇」というコードネームですが・・そう・・マリさんです。プロットの段階で「マリ」にしようと思ってたんですがこれは全くの偶然w
「新劇場版:破」のポスターを見て・・「は?」となった作者でありましたww由来はエヴァのゲームで確か「マリ」という不思議っ子がいたなあ・・というおぼろげな記憶があったのでそれを使ったわけです。ゼロの状態から被ったわけじゃないんですね。残念ながら当初、姓はイラストリアスでも真希波でもなかったのですが、「破」公開後のタイミングでもありますのでプロットの名前を変えてマリ・イラストリアスちゃんとして登場してもらおうと思ってます。

それからあらかじめお断りしておきますが・・Ep#09からちらほらとキャラが退場していきます。基本的に読者の方々の興味が薄い人たちが中心ですが、作者としてはまあそれなりに想いいれ?があったりするんで・・
まあそこはいいでしょうww




(Ep#08の使徒sってどうよ・・)

使徒が複数ドワーっと出てくるという発想の二次作品は意外に少ないみたいで、同時並行的に戦闘シーンを表現するにはどうしたらいいんだろう・・・みんなどう表現してるんだろうか・・・と思ってググっていたのですが探し方が悪いせいもあって正直「見つからん・・・」なあと・・

しかし、この発想自体は昔からあってファンの間ではよく出てくる話なのでちょっと意外だったっす。何かご存知の方は是非無知な作者にinfoお願いします!と、いうことで複数の使徒は登場させたかったので戦法を「各個撃破」にすることで誤魔化しちゃえ!そういう発想になったとEp#08でしたw

何故三体かというと・・これには色々な意味があります。教会関係の文献ではない資料によれば「アダムの元を去ったリリスが紅海近辺に逃れて悪魔達と棲むようになった」のですが、そこに「アダムが家出したリリスに戻ってくるように取り成して欲しいと神さまにお願いする」という件があります。結局、神さまはアダムの願いを聞き入れて「三人の天使をリリスの元に送り込んだ」んですね。まあ当然にそんなことで「うん分かった」と素直に帰らずに別居決定という事態になった、というわけです。つまりEp#08で出てくる3体の使徒とはリリスの元に使わされた「三天使」の伝承と対応しています。
ちなみに別居状態になったアダムはこの後にエヴァを後妻に迎えたとする文献があります。そしてアダムと別れた後にリリスは無数のリリンを産んだとされています。

別の側面では原作では第14使徒が力を司る天使「ゼルエル」なので、「力」を象徴するタロットカードの図柄を使ってしまえ、という発想に繋がっています。本文中でカヲルにその辺をしゃべらせたのですが、基本的にタロットの図柄には「女」「獅子」「手」という要素が含まれています。獅子は権力や暴力など「力」全般を象徴しますが、猛々しい獅子の口に「女」が「手」を添えているんですね。つまり「力」を「制して御する」という暗示が秘められているというわけです。タロットカード自体が中世からルネッサンス期に興った「ユダヤ神秘主義」を基にしているので調べてみるとかなり奥が深い。適当にイラストが描かれているわけじゃなくて結構考えられているんですね。ちなみにセフィロトの樹とタロットカードはちゃんと対応しているんです。さすがに本作品ではタロットカードとエヴァの設定を完全に対応させることは不可能なのでしてませんけどね(エヴァ原作から離れちゃいますからww)。でもタロットの設定がエヴァの中に使われていたら面白かったのになぁ・・と個人的には思っています。

それからこれは最後の理由になりますが・・・3体出てきてますよね?ということはゼルエル、アラエ・・アルミサ・・ん?誰か来たようだ。




(軍事に疎い作者・・)

あと、軍事の専門的に本作品のミサトの作戦発想がどうなのかは議論の余地なく破綻していると思いますがまあそこはご愛嬌ということで・・





それではあと2、3エントリーになりましたがEp#08お付き合い下さいw


管理人 東郷太一

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