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新世紀エヴァンゲリオンの二次創作物、小説「Ihr Identität」を掲載するサイトです。初めての方は「このサイトについて」をご参照下さい。小説をご覧になりたい方はカテゴリーからEpisode#を選んで下さい。この物語はフィクションであり登場する人名、地名、団体名等は特に断りが無い限り全て架空のものです。尚、本ホームページに使用した「新世紀エヴァンゲリオン」の画像は(株)ガイナックスのガイドラインに沿って掲載しています。配布や転載は禁止されています。
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読者各位

日本はもうすっかり猛暑モードでしょうか? 体調を崩さない様にどうかご注意下さい。

さて、いよいよ佳境に差し掛かって来た「Her Identity」ですが1話想定のものがそのままUP出来たり出来なかったり(データ上限制限)で、そのたびに見直しをかけています。結構不便かもしれませんね…つーか知らなかったよ、そんなもの。

このEp08とEp09は物語終盤に向けてつなぎの役を果たす重要な位置づけです。編集後のUP忘れ箇所などが発生しない様に注意したいと思います。お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんがハイツィンガー(オリキャラ)と長門(オリキャラ)のやり取り(バルディエルの委員会による認定)はUP忘れで慌てて追加した部分でした。本当は合同慰霊祭の後に入れる予定だったものです。アホですね…orz

現実の世界のドイツの気候について書いてもつまんないかもしれないのですが、本作品のアスカ(とある意味カヲル)に対するイメージを掴み易くすることを目的として「ドイツの四方山話」など少し…
(激しすぎる夜)
サマータイムは皆さんもご存知だと思います。夏時間/冬時間というアレです。夏に1時間時計を進めて冬に逆に遅らせます。GMT標準時間で日本とドイツの間には時差が夏7時間(冬8時間)あります。日本で日付が変わる午前0時はドイツの午後5時に相当しています。
何が激しいのかというと「白夜」という言葉をご存じだと思いますが、そんなイメージでドイツの夏も「日がなかなか沈まない!」んですよ。つまり日照時間長過ぎ、外いつまでも明る過ぎ、ドイツ人はしゃぎすぎ、というわけです。夏至辺りであればベルリンは夜の11時でも日本の夕方並みに明るいんです。ですから強制的にブラインドなどで暗くしないと睡眠障害に陥ってしまいます。逆に冬は朝の9時くらいが夜明け…極端すぎるだろ…
中緯度に位置して温帯湿潤気候の日本は四季も昼夜の長さも「適当適切」なので夏のドイツ人のハイテンションぶりはいまいち理解しにくい…私は就寝時間は割と一定していますがそれは太陽に対して無頓着だからだろうか…週末ともなればかなり遅くまで子供も外で遊んでいたりします…


(南の島)
厳密にはドイツ人ではありませんが英語が話せるオーストリア人の知り合いが日本にいた時、彼は日本滞在が2年くらいだったのですがその間に何と5回以上沖縄に旅行したと言っていました。
「なぜまた沖縄…」と思っていたらオーストリアって四方を山に囲まれていて海がないから、と。ああなるほどね…と思っていたら「ヨーロッパの冬は最悪だ。南の島は最高だ」とも言っていました。よく分からんな…と。なぜなら日本人にとって「夏の日差し」というのはある意味で「忌むべき存在」だからです。だから夏の風物詩といえば「夏祭り」「花火」「ホタル」と夜が多い。わざわざ太陽の日差しを求めなくてもと思ったりする訳ですが、日本よりも高緯度にあるヨーロッパの冬は長くて厳しいのでその反動かもしれないと思うようになりました。実際、ドイツに来て思う事は「夏」という季節が日本の感覚からすると「よく晴れた秋」に近い。溢れんばかりの太陽と白い砂浜というのは何処か遠い感じです。確かに沖縄もいいかもな、と思い始めています。
この「南の島の憧れ」については番外編:浅間山の想い出 (2) で少しエピソードとして盛り込んでいます。


(北ドイツの天気はドイツ女性の気性?)
偏西風の影響をもろに受ける北ドイツは平野がずっと続いて高いと言われている山でもせいぜい数百メートルでそれもかなり珍しい。大半が平地なので雲の動きが遮られることがなくて流れがかなり速い。つまり一日のうちに雨、晴れ、雨、晴れ、雨、雨、晴れという感じでゴロゴロと変化します。
お分かりでしょうか?ご機嫌、不機嫌、ご機嫌、不機嫌の周期が早い。気性の激しいドイツ女性はドイツの天気がこうだからだ!と尻に引かれている夫が愚痴るんだそうですww
天気と女性の性格をかけた様なエピソードは日本でも似たようなものがあったような気もしますが…


(じゃがいもが料理できない女とは結婚するな)
これはたまに耳にする言葉でドイツ人全員に通用するかどうかは自信がないところですが、じゃがいもが添え物の扱いを受けている日本とは明らかに違います。ドイツ人にとってじゃがいもは主食です。日本人の米と同じ感覚でじゃがいもを食べます。つまり、おかずがあってスープがあって、米の代わりに大量のジャガイモが皿に盛られる、というイメージ。
冬が厳しく土地が痩せているドイツはかつて農業生産力が重農国家フランスなどの南ヨーロッパの国々と比較して圧倒的に貧弱で冬の度に食糧不足に陥って餓死者がでていました。こんなドイツの気候風土にじゃがいもは恵みをもたらしたのです。保存がきいて痩せた土地でもそれなりに収穫量が期待できたからです。まさにじゃがいもがドイツ人の命を救ったというわけです。そんな大事なジャガイモが料理できないような女は家を滅ぼす、という冗談が高じたものか、あるいはじゃがいもと言っても「茹でる」だけなのでそんなことすらしない「もの臭」と結婚すると苦労する意味なのか…ルーツには諸説あり判然としませんけどね…
日本では「塩を切らす女と結婚するな」みたいなものがあったような、なかったような…


(教会税…)
ドイツで住民登録すると分かるのですが信仰している宗教を書く欄があります。カトリック、プロテスタント、イスラム、その他という感じです。なぜイスラムがキリスト教と並んで常設の選択肢になっているかと言えばトルコ移民の大量受け入れの歴史と無関係ではありません。イスラム原理主義を利用するテロ戦争が勃発する前から記入欄があるので役所の手続きの簡素化が元々の理由でしょう。
それで困ったことは…ドイツには教会税というものが存在するんですね。ご実家が檀家だった方はイメージしやすいと思いますが、その地域にある教会の収入に充てられる税のことを言います。決して法外な額ではないのですがケチで有名なドイツ人は1セントでも余計な金は払いたくないと思うわけです。そこで無宗教ということにしておけば払わなくて済むので無記入にする若者が非常に多いことが社会問題化しています。


(宗教と倫理)
日本では無宗教というのはさして珍しくない現象ですが教会にお金を払っていないと教会で結婚式を挙げることが出来なくなるんですね。ということは結婚すればいままで未払いだった「教会税」を払わないといけなくなるので、結婚しないで一緒に人生を過ごすという選択肢が自然発生するわけです。未婚の子供も珍しくない。家族の在り方、考え方は非常に多様化しています。ですから夫婦に見えて結婚していない場合も少なくないので「結婚してるの?」と日本の感覚でずばっと聞くのはドイツでは割と不躾です。
地域にもよりますが上記のような理由で「無宗教」というのは別にして本当の「無宗教」というのは少し注意した方がいいです。これも文化の違いですが西洋では「人間の倫理観は宗教で作られる」という考えが根強く残っています。ですから単に「無神論者」だと答えると人によっては「こいつは悪魔か」と変な顔をされる場合もあります。日本人にとって宗教と倫理は完全に別な問題なのですが西洋人は一体のものと見なしています。この辺を説明するのは結構難しいので無難に「ブッダを信じている」と適当なことを言っておいた方がいいかもしれませんね。
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