新世紀エヴァンゲリオンの二次創作物、小説「Ihr Identität」を掲載するサイトです。初めての方は「このサイトについて」をご参照下さい。小説をご覧になりたい方はカテゴリーからEpisode#を選んで下さい。この物語はフィクションであり登場する人名、地名、団体名等は特に断りが無い限り全て架空のものです。尚、本ホームページに使用した「新世紀エヴァンゲリオン」の画像は(株)ガイナックスのガイドラインに沿って掲載しています。配布や転載は禁止されています。
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旅先からの更新は予想以上に大変で結局ほとんどUpしていないに等しい様な気がしますが(汗
読者の皆様はどんなクリスマス~年末をお過ごしでしょうか?
私はといえば長いと思っていたクリスマス休暇もあっという間に過ぎてしまいまして東欧の僻地からドイツに向けて帰国しているところです。あまりの寒さと雪の多さにビビりました。ナポレオンやヒトラーのロシア(ソ連)侵攻が冬に及んでボッコボコにされて転落の末路を辿ったと聞いていますが…冬にかの地を訪れるのは確かに「アホ」しかいないかもしれません。作者はそのアホの一人な訳ですが(汗
メリットは・・・
あまりないっすね。時期外れの旅行はプロ以外はお勧めできません・・・
強いて言えば観光客が絶滅状態なので静かに過ごせたという位でしょうか。観光客あっての観光地なので至る所で「(ローカルの)ツアーなんかこの時期やってねーよ」状態で何しに来たんだか、という感じです。小説関係の資料集めが殆どの目的だったのでノープロブレム、と自分に言い聞かせているところです。
さて、小説の方はEp#05の6割強をUpしたところで新年を迎えることになりそうです。以下に途中ながらEp#05の補足を入れたいと思います。
読者の皆様はどんなクリスマス~年末をお過ごしでしょうか?
私はといえば長いと思っていたクリスマス休暇もあっという間に過ぎてしまいまして東欧の僻地からドイツに向けて帰国しているところです。あまりの寒さと雪の多さにビビりました。ナポレオンやヒトラーのロシア(ソ連)侵攻が冬に及んでボッコボコにされて転落の末路を辿ったと聞いていますが…冬にかの地を訪れるのは確かに「アホ」しかいないかもしれません。作者はそのアホの一人な訳ですが(汗
メリットは・・・
あまりないっすね。時期外れの旅行はプロ以外はお勧めできません・・・
強いて言えば観光客が絶滅状態なので静かに過ごせたという位でしょうか。観光客あっての観光地なので至る所で「(ローカルの)ツアーなんかこの時期やってねーよ」状態で何しに来たんだか、という感じです。小説関係の資料集めが殆どの目的だったのでノープロブレム、と自分に言い聞かせているところです。
さて、小説の方はEp#05の6割強をUpしたところで新年を迎えることになりそうです。以下に途中ながらEp#05の補足を入れたいと思います。
原文からブログ版に焼き直す作業が回を経るごとに増加の一途を辿っており、もはや元データからのコピペは完全に不可能な状態になってしまっています。それがやはり旅先からのUPを困難にしている大半の理由で「資料」がほしい!と思うことも度々でした。携帯小説の手法を少し研究する必要があるかもしれません…
なぜ、この話をするかと言うと…
小説ならばあまり気にならない「時系列」の入れ替え(倒置とでも言った方がいいのでしょうか)が、ブログでは「もしかして難解?」と公開記事の読み返し作業中に感じたからです。クレームのようなものを頂いている訳ではないのですが、どうも細々した所で話の流れとして気になる部分が出てきています。まあ素人なので改善にも限界はありますが・・・
このEp#05は前半における重要なストーリーになりますが主に3つの視点があります。
一つは前回にお話した通りアスカの経歴です。これは#05でほぼ明らかになってきました(まだ若干の空きピースがありますが)。後半のエピソードにおける重要なヒントを盛り込んでいるつもりです。この「Her Identity」の最大のテーマはもうお気づきの通り、アスカが「どの自分を最期に選択するのか」という部分にあります。その選択によって大きく未来が変わる事になるわけですが・・・
二つ目は「アスカとシンジの心理的なズレ」です。TV版などでも感じることですが二人を一般的な相思相愛の枠に当てはめることは非常に難しいと思います。シンジの場合は劇場版で「アスカを必要」とする描写が盛り込まれていますが、これは「アスカに対する想いの始点」がどこにあるのか、という疑問はさて置くとしても、たとえ歪んでいたとしても画期的な心境の変化だと私自身は感じています。しかし、劇場版以前のシンジから「アスカに対する好意」を見出すことは難しい。他方、アスカに至っては終始、分かりやすいヒントをあまり視聴者に与えてくれません。注意深く見ていないと「見逃す」くらいの微妙な描写を紡いでいく必要がある訳ですが。見方は人によって異なりますが、少なくとも二人の間に「相手に対する好意」が少しでも生まれていたとするならば、その「時期」に大きなズレが生じていることは主張しても間違いではないと考えています。その部分にこの作品では少しフィーチャーしているつもりです。現時点でシンジの認識は「一般的な思春期の男子としての興味」に加えて多少の「おまけ的」な想いがある状態で、明確な「好意」には未だに発展していません。アスカの認識はEp#04で既に明確化していますので、やはりアスカが文中で触れている通り「シンジ次第」ということになるでしょう。この部分がどう変化していくのか、に「LAS成立」は依存しています。
三つ目は「ネルフを巡る謀略」です。実はこの部分はLASに次ぐ重要なテーマであり、作者が知恵を絞っている部分、補完している部分です(余計なお世話という噂もありますが)。
この部分の水先案内人がこの作品においてもう一人の主人公としてもいいと思いますが「加持」です。加持はこの作品ではアスカとドイツ時代に深く関わっている事になっていますが、これは原作とはかなり違う設定(の一つ)になっています。入れ子にすることで一味違った「アスカ像」が加わっているのではないでしょうか(賛否両論あるかもしれませんが)。
この「謀略」は「過去の経緯」からポイントが「赤い薔薇の行方」と「マルドゥックの攻略」そして「キョウコ自殺に関わるアスカの記憶」の3つに(Ep#05以降)シフトしていきます。これらは後半戦における重要なアイテムとなって行きます。特に最後の「アスカの記憶」ですが、加持が文中で言っているように「アスカがアスカでいられるのはアイデンティティを失っているからだ」とあります。これが後半戦においてシリアスな要因(の一つ)になることは読者にも容易に想像がつく部分と思います。暗示的にアスカは「夢」を見ています。これが果たして「失った記憶」とどう関係してくるのか?「夢」は過去と未来がごちゃごちゃになっています。劇場版を参考にしていることは言うまでもありませんが、今後の伏線が含まれています。このまま記憶を甦らせるとどうなるのでしょうか…
稚拙な小説ですが来年もどうか「エルルケーニッヒ」を宜しくお願いします。読者の皆様もどうかよいお年をお迎え下さい。
2008年12月31日
なぜ、この話をするかと言うと…
小説ならばあまり気にならない「時系列」の入れ替え(倒置とでも言った方がいいのでしょうか)が、ブログでは「もしかして難解?」と公開記事の読み返し作業中に感じたからです。クレームのようなものを頂いている訳ではないのですが、どうも細々した所で話の流れとして気になる部分が出てきています。まあ素人なので改善にも限界はありますが・・・
このEp#05は前半における重要なストーリーになりますが主に3つの視点があります。
一つは前回にお話した通りアスカの経歴です。これは#05でほぼ明らかになってきました(まだ若干の空きピースがありますが)。後半のエピソードにおける重要なヒントを盛り込んでいるつもりです。この「Her Identity」の最大のテーマはもうお気づきの通り、アスカが「どの自分を最期に選択するのか」という部分にあります。その選択によって大きく未来が変わる事になるわけですが・・・
二つ目は「アスカとシンジの心理的なズレ」です。TV版などでも感じることですが二人を一般的な相思相愛の枠に当てはめることは非常に難しいと思います。シンジの場合は劇場版で「アスカを必要」とする描写が盛り込まれていますが、これは「アスカに対する想いの始点」がどこにあるのか、という疑問はさて置くとしても、たとえ歪んでいたとしても画期的な心境の変化だと私自身は感じています。しかし、劇場版以前のシンジから「アスカに対する好意」を見出すことは難しい。他方、アスカに至っては終始、分かりやすいヒントをあまり視聴者に与えてくれません。注意深く見ていないと「見逃す」くらいの微妙な描写を紡いでいく必要がある訳ですが。見方は人によって異なりますが、少なくとも二人の間に「相手に対する好意」が少しでも生まれていたとするならば、その「時期」に大きなズレが生じていることは主張しても間違いではないと考えています。その部分にこの作品では少しフィーチャーしているつもりです。現時点でシンジの認識は「一般的な思春期の男子としての興味」に加えて多少の「おまけ的」な想いがある状態で、明確な「好意」には未だに発展していません。アスカの認識はEp#04で既に明確化していますので、やはりアスカが文中で触れている通り「シンジ次第」ということになるでしょう。この部分がどう変化していくのか、に「LAS成立」は依存しています。
三つ目は「ネルフを巡る謀略」です。実はこの部分はLASに次ぐ重要なテーマであり、作者が知恵を絞っている部分、補完している部分です(余計なお世話という噂もありますが)。
この部分の水先案内人がこの作品においてもう一人の主人公としてもいいと思いますが「加持」です。加持はこの作品ではアスカとドイツ時代に深く関わっている事になっていますが、これは原作とはかなり違う設定(の一つ)になっています。入れ子にすることで一味違った「アスカ像」が加わっているのではないでしょうか(賛否両論あるかもしれませんが)。
この「謀略」は「過去の経緯」からポイントが「赤い薔薇の行方」と「マルドゥックの攻略」そして「キョウコ自殺に関わるアスカの記憶」の3つに(Ep#05以降)シフトしていきます。これらは後半戦における重要なアイテムとなって行きます。特に最後の「アスカの記憶」ですが、加持が文中で言っているように「アスカがアスカでいられるのはアイデンティティを失っているからだ」とあります。これが後半戦においてシリアスな要因(の一つ)になることは読者にも容易に想像がつく部分と思います。暗示的にアスカは「夢」を見ています。これが果たして「失った記憶」とどう関係してくるのか?「夢」は過去と未来がごちゃごちゃになっています。劇場版を参考にしていることは言うまでもありませんが、今後の伏線が含まれています。このまま記憶を甦らせるとどうなるのでしょうか…
稚拙な小説ですが来年もどうか「エルルケーニッヒ」を宜しくお願いします。読者の皆様もどうかよいお年をお迎え下さい。
2008年12月31日
管理人兼作品著者 東郷太一
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