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新世紀エヴァンゲリオンの二次創作物、小説「Ihr Identität」を掲載するサイトです。初めての方は「このサイトについて」をご参照下さい。小説をご覧になりたい方はカテゴリーからEpisode#を選んで下さい。この物語はフィクションであり登場する人名、地名、団体名等は特に断りが無い限り全て架空のものです。尚、本ホームページに使用した「新世紀エヴァンゲリオン」の画像は(株)ガイナックスのガイドラインに沿って掲載しています。配布や転載は禁止されています。
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別にいやらしいこと書く訳ではないので…念のため…

ドイツの北部はもう秋モードに突入して朝夕が本当に涼しくなってきました。日が落ちると羽織るものがないとちょっと肌寒いです。寒いのは嫌いなんだけどな…南ドイツはまだ蒸し暑くて湖は水遊びする人で賑わっていますけどね。

夏至の頃は太陽がなかなか沈まぬ!とヤキモキしたものですがこの頃では普通に夜7時とかになるとうす暗くなります。それがそのうち4時になると真っ暗っていうあのイヤ~な冬が…

嗚呼…今から憂鬱だ…

さて、朝は六時に起きて七時には通勤のバス(或いは自転車)に乗る作者ですが夏休み前は通学の小中学生たちに囲まれて一緒にバスに揺られます。滅多に話すことはないのですが嫌でも会話は耳に入って来るのでなんとなく現地のティーンたちの生態に関して知識が付いてきます。

今日はその辺のことを少し紹介したいと思います。

(とにかく話好き…)
これはもう老若男女の別なくドイツ人の特徴ですがとにかく話好き。知り合いだけじゃなくてバスの路線が同じ人同士、乗り合わせた人、運転手、とにかく誰かれなく話を始める。もう沈黙というものがない…朝からハイテンションなんですねえ…


(なんて開放的なんだ…)
夏になると陰鬱な冬の反動なのか…と思うほどみんなはしゃぐはしゃぐ…制服のないドイツの学校では全員私服。少女たちのボトムは活動しやすい様に大体ジーンズが定番。穴あきやらブラシ掛けのものから実にバラエティーに富んでいます。ミニスカートやワンピース派もいますが全員スパッツと併用。スニーカーとサンダルが半々といったところでしょうかね。中学生(この言い方は正しくないけど)になるとほぼ全員がピアスやらマニキュアをしています。ませた顔立ちだからかもしれませんが不自然ではなくキュートに見えます。街中で不通にサンダル履きにアンクレットをしてホットパンツにピチTでヘソ出しという開放的な格好でアイス片手に闊歩する姿をよく見かけます。下着にキャミソールで肩ひもが見えていようと透けていようとお構いなし…
ティーンでさすがにノーブラはないけど20過ぎのおねーさん達は結構そんな人がちらほら。ここヨーロッパでは乳首なんて関係ないっていうか…普通に市内のバスのラップ広告でもバーンと出てるし…
日本のスポーツ新聞紙上をたまに騒がせる有名人のビーチクですが、プライベートビーチでトップレスの女優が普通にパパラッチされているので、服の上から透けていても全然売り上げに貢献しないらしい。ただ、大人のそれ系にはOPENでも児童ポルノ関係はかなり厳しい。少子化国家にとって子供の保護が如何に重要な問題になっているか、が窺い知れます。


(お酒、たばこは16歳から)
歩きタバコ!副流煙!乳児の前での喫煙!日本では悪魔の如き所業ですがドイツでは普通に行われているからおもしろい。母親がベビーカーを押しながらSLみたいに煙を吐いとる…東京のあの異様な雰囲気を思い出すと虚しくなってくるなあ…誰だ?欧米では積極的だとか言ったヤツ…(因みに作者はタバコは吸わない)朝のバス停ではおじさんもおばさんもスパスパ始めて「今日は5分遅れ位かなあ…」なんて話し合ったりしていますが…
おい...お前は未成年じゃないのか...
そう突っ込みたくなるほどかわいらしい女の子がいきなり大人に交じってスパスパ。長い金髪にピンクのメッシュを入れてキャミソールにベストを合わせてGパンにブーツ。ドイツは晩夏ともなれば涼しくなるので夏ブーツはアリな組み合わせ。来独当初は焦ったものですが16歳から煙草とお酒(但し、スピリッツ類は18歳にならないと駄目)はOKという実に緩い規制。勿論、そんなルールでも非常に堅実な子も多く「煙草を吸う人ってヤダ!かっこいいと思ってんの?」となかなか厳しい事を言う子もいます。


(何て活動的な…)
学校は午後2時か3時頃に終わるのかなあ…そんな時間に帰宅しないので分からんが…しかし、4時にギムナジウムの前を通るとガラーンとしているのをよく見かけます。学校が終わると彼女たちは別の学校に通ったり、習いもの(バレエ、ダンス、キルティングなど)をしたり、ボランティア活動(教会などの)に参加して時間を過ごします。別の学校というのは音楽学校、語学学校、美術学校のことで公立の学校ですが希望者には広く門戸を広げているんですね。例えば音楽学校なんて別にペーパー試験や実技がある訳じゃない。「なに音楽がやりたい?じゃあ今日からレッスンするかい?」みたいな感じで、こっちの方がびっくりしてしまう。こんなに受け皿が広かったら誰でも挑戦してみたくなりますね。
この他にガールスカウトやティアハイム(小動物保護センター)など複数の団体を掛け持ちする子も多いし、劇団やバレエ団や市民オーケストラに子供の時から所属して場数を踏んでいるんですね。市民オケなんかアマなのにめちゃくちゃうまい!からびっくりします。夏休みになるとサマーキャンプ、冬はスキースクールなどに参加して2,3週間親元を離れて生活するのも珍しくない。積極的に外で活動しています。


(たくましい…)
ドイツ人は自転車が大好き。自転車専用道が整備されていて歩行者に睨まれて肩身の狭い思いをして走るという事が街中でも無い。だからかどうかは分かりませんがサイクリングは非常にメジャーなレジャーです。タイヤのパンクやチェーンが外れても、女の子たちが舌打ちしながら自転車をごろんとひっくり返してリュックの中からリペアキットを取り出して修理する光景をたま~に見かけます。別に器用な訳でもなく生活の足だから自分の事は自分でするという習慣なんでしょうかねえ…
この前の休みに自慢のMTBを駆って長距離ツーリングをしていた時に作者の前を走っていたごく普通の女の子がチェーンが外れたみたいでした。最初は自分で治そうとしていましたがなかなかうまくいかない。横で見ていてイラッとしたので治してあげたらすっごく喜んでいました。14歳だと言っていましたがその時、アスカの事を思い出しました。
「強そうに見えて女の子っぽいところが見え隠れする」
やはりこれは萌えるポイントだな~そういうSSもいいなあ…と。


(恋とか)
グループ交際が非常に盛んです。ただ、少女たちの真理としてはやはり声をかけるのではなくてかけられたい。異性を意識する年頃になると女友達同士でH&Mなどのカジュアルウェアのお店に行ってファッションに磨きをかける。やはり異性を意識した格好をし始める。勿論、ピアスやコスメなどにも興味が出てくる。そうなるとママがそれに参戦してきたりする。「なによ?その服!露出しすぎで下品よ!この方がセクシーよ」「ママのは古いのよ!」なんてやり取りをたまに耳にしますが親が「ブレーキ」じゃなくて「アクセル」の役目になっているところが笑えてしまう。しかし、ママが長年に渡って磨きをかけて来たメイク術に関しては結構おとなしく従う傾向があるのかなあ…まあ人によるだろうけど…
パーティーに参加する機会が圧倒的に多いドイツでは少女のみならずおばあちゃんに至るまでワンピースを選ぶのに余念がない。下手をすると三世代でワンピースを選んでいたりする。その時のおばあちゃんの言葉がまたいかしている。「ちょっと、これあたしにゃ地味すぎだよ。もっとセクシー系でいきたいんだよ。爺さんが死んじまったから新しいボーイフレンドを探すんだから」
ドイツの女は何歳になっても恋の現役だった。
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