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新世紀エヴァンゲリオンの二次創作物、小説「Ihr Identität」を掲載するサイトです。初めての方は「このサイトについて」をご参照下さい。小説をご覧になりたい方はカテゴリーからEpisode#を選んで下さい。この物語はフィクションであり登場する人名、地名、団体名等は特に断りが無い限り全て架空のものです。尚、本ホームページに使用した「新世紀エヴァンゲリオン」の画像は(株)ガイナックスのガイドラインに沿って掲載しています。配布や転載は禁止されています。
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何か春になって休んでばかり…と思われるかもしれませんけど…6/1(月)はドイツでは州に依存しますが概ねペンテコステという祝日になります。

本当は5/31(日)なのですが振替休日といったところでしょうかね…同僚の多くが既に先週来、バカンスに行ったきり帰って来ないので確認出来ないのですが…教会の暦では5/31がペンテコステなのですが日曜日と重なったのはこっちに来て初めてなので果たして振替休日と解釈していいものかどうか分かりません。

っていうか、
ペンテコステってなんだよ…

これも申し訳ないことにキリストに関係する休日の一つです。「キリストの昇天」のお話を前にしましたがこれに関係があります。ドイツでは伝統的に「収穫祭」なんです。父の日に収穫祭に…何なんだろう…

欧州文化に興味のある方は以下にお進み下さい…

(聖霊が現れた?だから何?)
Wikiを引いたのでいちいち似た様な事を書くつもりはないのですが要は「キリスト昇天後に使徒たちが祈っていたら聖霊が現れた」日をお祝いします、という事です。三位一体の教義なので聖霊の降臨はやはり同じ様にありがたいものなのですね。

ここで注意したいのはこの日に降臨したのは「聖霊」であって、キリストではない、ということです。どっちでもいいじゃねーか、と思いがちで事実、外国人(特にアジア人)に説明する時は細かい話をすると面倒なのでしばしばドイツ人たちも「キリストの再降臨の日なんだよ」と説明したりするんですねえ…




(キリストの再降臨って…そりゃヤバイだろ…)
「キリストの再降臨」というのは実はクリスチャンにとっては軽々に取り扱ってはならない言葉なんです。wikiをキリストの再降臨で引いたら…おどろおどろしいものが引っ掛かると思います。多分…
なぜなら「ヨハネの黙示録」にある「終末の日」に「キリストが再降臨」する事になっているから何ですよねえ…ですから「今度の月曜はキリストの再降臨の日でお休みなんだよ」は言い換えると「今度の月曜日はハルマゲドンなんだよね」と言っているようなもんなんですね…

日本でも事情は同じと思います。欧米人がやって来た時に「お釈迦様」と「チベット密教」てどう違うんだとか、韓国は「お釈迦様の誕生日」を祝うのに日本は何で祝わないんだ、とか言われると説明するのがメンドいですよね。
こういう文化Gapはしばしば起こります。そして外人は確かにクリスチャンが圧倒的に多いですが、だからと言って全員が教えに詳しいわけではない。私もそんなエセの一人でして、ある意味でLAS小説のために聖書等を開いて勉強し始めたという罰当たりものだったりします…
ですから今度の月曜日が「キリスト再降臨の日(単に祝日の名前として)」と本気で信じているドイツ人がいるくらいですからね。その辺は日本の仏教と同じかなあと(笑




(感謝祭とか父の日とか…)
ドイツ人の起源はゲルマン民族であり、ゲルマン民族には元々、色々な伝承や伝統文化がありました。それがやがて古代ローマ帝国の属領となってキリスト教が入って来た。キリスト教もイスラム教も「唯一神」ですからねえ…北欧神話のオーディンと同居するわけには行きませんわな…ということでキリスト教の文化や風習を押し付けたという側面がある。ただ…それでは「ふざけんな!」っていう話になるので民族ゆかりの行事をキリスト教のものと半ば強引にこじつけた、というのが「昇天際だけど父の日」であったり「聖霊降臨だけど収穫感謝祭」であったりするんでしょうね。土着の人々をキリスト教の文化圏に組み入れることを「キリスト教化する」といいます。文学作品としてみた場合に「北欧神話(エッダ)」や「フィンランド伝承(カレワラ)」などは実に寓話性に富んでいて面白いです。特に北欧神話は聖書やそれから派生した各種物語と類似性があります。インドの伝承とも不思議と類似点を見ることが出来ます。こうして見るとなにやら文化を洋風、和風、中華風…と分けるのはナンセンスな様な気すらしてきますよ…



(ハルマゲドンって…やっぱサードインパクト…)
因みにこの「ハルマゲドン」ですが、「人類の滅亡」というニュアンスが強いのはアジア、特に日本だと思います。確かにヨーロッパ辺りでもオカルト的に「ヨハネの黙示録」に様々な解釈を与える人がいますけど、基本的に「最後の審判」で罪人と許された人が選別されて「新しい世界が始まる(新世紀)」と言っているだけで、人類がフルボッコになるとは一言も言っていないんです。それがいつしか「最後の審判」という文言から来るイメージが一人歩きして「終末思想」になったのかなあって感じでしょうかね。

そう考えると「サードインパクト」というのは実によく出来た話で、汚れた存在の人類が「贖罪(罪をあがなう)」を行って次のステージに移行(Seeleとゲンドウで相違)するわけです。劇場版ではシンジの自我が目覚めて「新しい世界(元に戻った)?」が始まる…という具合です。ドイツ人に「Eva」をYOUTUBEで見せた事がありますが「これはヨハネの黙示録が元ネタか?」とか言う人がいました。ただ、リリスのところで混乱する人が多いんですねえ。「Lilith」とGoogleにいれるとヴァンパイヤみたいな格好をした人とかハロウィーン(注 ハロウィーンはアメリカ文化でヨーロッパでは殆ど馴染みがない)が引っ掛かってきます。それがそのままリリスに対する欧米人のイメージです。やはり「魔物」なんですね。
勿論「Her Identity」では「リリス」は重要な役回りですが。。



(移動祝日について)
ペンテコステから随分と話がそれましたけど…
復活祭に連動した祝日が非常に多いということがお分かりでしょうか?復活祭は旧暦をベースにしているので毎年変わります。クリスマスのミサに行くと来年のカレンダーをくれたりするのでそれで確認するわけですが、毎年変わるっていうのはちょっと計画を立てにくいですよね…
最近知ったのですが非常に便利なサイトを見つけました。これをもっと早く知っていれば…と悔やみました。
そうすれば2015年、2016年の暦の計算で苦労しなくて済んだのに…

http://koyomi.vis.ne.jp/directjp.cgi?http://koyomi.vis.ne.jp/sub/easter.htm


 

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